むかし昔の人の知恵
前回お話しした、ヨガの経典『ヨガスートラ』が書かれたのは、
紀元300〜500年と言われています。
少し前までは、聖人パタンジャリが書いたとされていましたが、
近年では多くの賢者の智慧を結集して
編纂されたのだろうと、言われています。
そんなに大昔のインド人が書いた経典が、今を生きる私たち(日本人)と
なんの関係があるのだろう?と、誰もが思う事でしょう。
しかし、読んでみると不思議なことに、仕事に行ったり、家事をしたり、
繰り返される日々を生きている私たちに、
ピッタリとハマる金言が散りばめられている本なのです。
ヨガの経典という割に、今多くの人が楽しんでいるポーズ(アーサナ)のことには
ほとんど触れられておらず、観念的で哲学的な表現が多いので、難解な部分もありますが
何度も何度も繰り返し読むことで、毎日のヨガの練習や生活が新鮮に思えてきます。
1700年も前に生きていた賢者からのプレゼント。
あなたも一度読んでみてはいかがでしょう。
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