ヨガは道具
『ヨガは道具です』
アシュタンガヨガのオールドティーチャーであり、世界的なヨガブランド”ヨガワークス“の創始者としても知られる
チャック・ミラーがWSでヨガをうまく例えた言葉です。
人間は猿人の昔から、数多の道具を獲得し文明を生み出し文化を形成していきました。
その中でも、火や石器は最古の道具と言えるでしょう。
火は食べ物を美味しく衛生的にして、夜は明かりとなり、野生動物から人々を守りました。
石器(刃物)は、肉を切り、皮をなめし生活のLOQを格段に上げたことでしょう。
人々の発展に大きな役割を果たした数々の道具たち。
しかし、“火”の扱いを間違えば火傷をし、大切な財産や命を焼き尽くします。
“刃物”を間違って使用すれば、自分どころか他者の命を奪う危険な凶器になり得ます。
人々の生活を豊かにする道具ほど、丁寧に扱い、丹念に手入れして、時折さらなるヴァージョンアップも行って
最善の方法で使うべき。
チャック・ミラーが言いたかったことは、ヨガも最高の道具として安全に、洗練と愛着を持って
使い続けましょうということだったのです。
それ以来私も日々のヨガの練習を、大切に丁寧に行うように心がけています。
私の愛すべき、なくてはならない道具として。
0コメント